社会人が留学して浮かない？

大学生ばかりの中で社会人でも寂しくない？

フィリピンに留学する人の圧倒的大多数は韓国人で、その内訳は小学生と大学生でほぼすべてとなります。フィリピンに留学に来る韓国の社会人は非常に少ないです。一方、日本人の場合は社会人もいることはいます。ただし、少数派であることは間違いありません。

ですので、社会人がフィリピンに留学すると、周りにいるのはほとんどが自分より年下の学生という状況になります。社会人比率が高いごく一部の学校を除き、社会人も学生と同程度いて、社会人は社会人同士で楽しく交流するといった状況は絶対に起こりません。幻想は持たないほうが良いです。

そういった中で社会人がどのような人間関係を作ってフィリピンでの留学生活を過ごしていくのか？　まず、40代以上の男性の場合、学校の中で孤立することは間違いありません。40や50になって大学生と一緒に遊ぶというのはさすがに無理がありますよね。ですが、煙たがられて嫌われて孤立するというわけではありません。グループクラスで同じ学生とは通りがかれば声は交わしますし、別にお互い無視するわけでもありません。

20代の社会人だと割りと関係は作りやすいと思います。特に韓国は男性に徴兵がありますので、大学生でも20代なかばから後半という人もいます。また、男性より女性のほうが人間関係を作るのに長けていますので、年齢差をカバーしやすい面もあります。

ただ、よく考えて欲しいのは何をするためにフィリピンに留学するのかということです。勉強するために留学するのであれば、人間関係があまり強くならないほうが遊びなどに誘われずにすみ、勉強時間をより多く確保することができます。勉強もそれなりに、遊びもそれなりにしたいので社会人の友だちを作りたいということであれば、社会人比率が高い学校を選んで留学すれば済む話です。